元刑事が書くデジモノブログ

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警察歴7年の元刑事が、警察過去話からデジモノレビューまでやってます!

元警察官ブログを別の元警察官が検証する②

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売れっ子元警察官ブロガー「ハルオサン」の記事を元に、ありえないほど売れていない元警察官ブロガーの筆者が、検証を行う企画の第2回です。

 

(2017年3月31日追記:ハルオサンご本人から、記事の引用を許していただけました。ありがとうございます!m(__)m)

 

検証する元の記事はこちらからどうぞ↓

www.keikubi.com

 

 

 

 

警察学校に親族が来ることはあるのか

今回の記事は、内容が内容なだけに、慎重に取り上げていきます。

 

警察学校に親族が呼び出されることは、あるのでしょうか?

また、呼び出されたとしたらどんな話が出るのでしょうか?

 

筆者と同じ時期に入校していた高卒の生徒で、集団生活に嫌気がさし、心身に支障をきたすケースがありました。

まず教官の方から呼び出しがあり、個別にメンタルヘルス相談が行われました。

この相談で悩みを聞き、解決の方向を一緒に考えます。悩みを聞いたり、もう少しがんばろう的な励ましがあります。

しかしこの相談で解決しない場合、保護者を召喚し、事情を説明することになります。

生徒本人にとって「このまま学校で訓練を続け警察官を目指した方が良いのか」それとも「早い段階で別の方向に切り替えた方が良いか」を保護者も交じって考えます。

 

「ハルオサン」のように、教官に「クビにしたい」という意思があれば、いやがらせのようなニュアンスになることもあるかもしれません。

筆者も一人の教官にマークされ、少しきつい言い方や扱いをされた記憶があります。

警視庁や大阪府警になると、ひとつの期に100人以上採用されたりするので、代わりがいくらでもいる警察だと、その傾向が強いかもしれないですね。

 

余談ですが、警察官の採用は警視庁や大阪府警などの大規模クラスほど入りやすく、地方都市に行けば行くほど採用人数が少なくなり入りにくいシステムになってます。

なので、地方都市の警察はけっこう倍率が高いです。

 

筆者は警察学校のころ辞めたいと思わなかったのか

少し重たい話になってしまったが、かくいう筆者は学校時代どうだったのかと言うと、「いつ辞めてやろうかなぁ?」と毎朝思うくらい辞めたかったです。

なんせ入校初日に携帯電話は没収され、初日から4日くらい朝から晩まで敬礼の練習から始まります。トレーニングに入る前に腰が破壊されるんじゃないかと危機を覚えます。

入校式が終われば、来る日も来る日も訓練、失敗すれば課せられる理不尽なペナルティ、シャンプーしてたら股間にチ〇コを擦り付けてくる変態同期生、はっきり言って頭のネジが吹き飛ぶレベルの生活です。

しかしながら、同期生が一丸となって課題に立ち向かい、励まし合うことで、なんとか警察学校の生活をクリアしたのでした。

このあたりの話は、また詳しく書くことにします。

 

どんな人が警察学校を去っていったか

最後に、どんな人が警察学校をリタイアしていったか、筆者が実際に見た事例を書こうと思います。警察学校に不安を感じている人のヒントになるかもしれません。

  • 2日目にして、「俺は敬礼するために警察に入ったんじゃねえ」と投げ出した人
  • 一週間に一回漢字テストがあるのだが、赤点ばかりで呼び出された際「僕は漢字が本当に苦手なので、辞めます」と言った人
  • 訓練には付いてきているのだが、教育を受けるうちに警察色に染まる自分を危惧し、転職を決意した人(このパターンは多かった)
  • 小さい子供と奥さんを残して入校したが、奥さんが急病になってしまった人

こう見ると、単に訓練や集団生活が嫌だという人もいましたが、事情があったり、警察という特殊な職種の世界に不安を抱き転職を決意した人も多かったと思います。

入ってみないと分からないのが、日本の会社の恐ろしいシステムですが、なるべく入る前のビジョンと誤差が生じないためにも、就活する際はインターンシップや企業訪問は積極的に参加した方が良いと思います。警察も体験入校などのイベントを実施しています。

 

まとめ

筆者にとって警察学校は「イヤなことも多いけど、かけがえのないものも学べる場所」という印象でした。

生理的に集団生活を受け付けない方には向いていないかもしれませんが、体育会系のノリについていける人には、十分クリアできる環境ではあります。