元刑事が書くデジモノブログ

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

元刑事が書くデジモノブログ

警察歴7年の元刑事が、警察過去話からデジモノレビューまでやってます!

元警察官ブログを別の元警察官が検証する①

f:id:radmusicdays:20170327172201p:image

いま人気上昇中の元警察官ブロガーハルオサン(id:Haruosan)の記事を読みました!

筆者も元警察官なので分からない部分より分かる部分の方が多かったです。

なので、この方の記事を引用しながら、警察という職種について掘り下げていこうと思います。

 

「ハルオサン」の記事はこちらから↓

www.keikubi.com

 

「勝手に記事にしやがって」と言われようが上等、所詮ブログなんてそんなもんです。

(2017年3月31日追記:なんとハルオサンから、ブログ記事の引用を許していただけました、誠にありがとうございますm(__)m) 

 

 

  

コミュ障の人間には厳しい職種なのか?

公務員は不祥事や素行不良を起こさない限り、原則クビは飛びません。公務員でもクビになったニュース事例としては、相当な素行不良者(無断欠勤しまくったり、勤務態度が横柄だったりなど)の場合がほとんどです。

つまり、法律に触れるレベルの悪行をしたり、雇い主(国や県や市)に迷惑のかかることをしなければ、基本大丈夫です。

 

ですがハルオサンのように「やめろ」とは名言されなくとも「やめるように圧力をかけられる」ことはあるのでしょうか。

これはどこの会社にもある話ですが、警察は民間のそれよりストレートに伝わってきます。オブラートに包みません。直球勝負です。

 

f:id:radmusicdays:20170327172215p:image

警察学校の場合は、そもそも警察学校という場所が「生徒のふるいがけ」をする役割になっているので、ほとんどの生徒に一度は激が飛びます。

徹底的にしごき、使えない人間は淘汰されます。

警察は凶悪な犯罪者に立ち向かうだけの体力と忍耐が必要なので、メンタルの弱い生徒には強くなってもらうための愛のムチも飛びます。

それと、警察学校の教育は、兵隊として忠実に動ける人間になってもらうことも目標としています。

なので団体行動を乱す人間は、徹底的に排除されます。 

 

警察の前身は、旧日本軍(今の自衛隊)から派生した邏卒という組織です。よって教育方針は、軍隊と同じです。国旗に敬礼とか君が代熱唱とかも当然あります。

平成29年の現在でも、基本は変わってないはずです。

 

 

警察学校に入った人はみな一度は「やめろ」「お前は向いてない」と言われますが、これは古くからの風習と言えます。

ただ、それが愛のムチならまだ良いのですが、性格の悪い教官に当たると、これがパワハラに近いいやがらせに変わります。

それで辞めてしまう生徒も少なくありません。(最近は生徒の人手不足なので、あまり表立ってこういうことは行われなくなってきていると聞きますが)

 

筆者からのオススメですが、あまり物事を深く考えず「入校したその日から税金で給料をもらっているのだから、やることはやらなければならない」というマシーンになった気分で生活すると、警察学校でも生きやすいです。

 

 

本当に暴力はあるか?

f:id:radmusicdays:20170327172236p:image 

あると言えばありますが、ハルオサンも書いているように許容範囲でした。

本当に殴る蹴るで怪我をすれば、それこそ傷害事件になって警察による犯罪になってしまいますからね。

筆者の場合は蹴られる、踏まれる、指揮棒で叩かれるなどがありましたが、これは警備訓練の授業中の話で、きちんとヘルメットや装備を付けた状態なので怪我はしませんでした。

それ以外の時間では、体罰は無かったと思います。その変わり、その場で腕立て伏せ50回とか、机を持ってグラウンド5周とかのペナルティはしょっちゅうあります。

あと、一人がミスると同期全員が外出禁止になったりします。連帯責任という言葉がすごく流行っている場所です。

 

同期からのイジメはあるのか?

基本はありません。

いじめではないですが、団体行動が鉄壁のルールなので同期生どうしで言い争いやケンカになることは何度かありました。

まぁ、お互い生まれも育ちも違う人間が集まるので、当然っちゃあ当然なんですが。

 

しかし、全員が足並みを揃えないとクリアできないイベントが目白押しなので、グダグダ争っても仕方なく、きちんと収束します。

仮に悪質ないじめがあったとしても、かならず一人はものわかりが良い教官がいるはずなので相談することで改善できるとは思います。

 

「集団生活そのものを生理的に受け付けない」という人については、警察学校の生活で発狂しかねないので、警察という組織そのものをオススメしません。

 6ヶ月〜10ヶ月も一緒に過ごせばみんなネジが飛んできて、ケツ丸出しのまま廊下を歩いたりする奴も出てきたりします。面白いといえば面白いですが、体育会系です。

 

まとめ

警察学校での生活は、全寮制の高校よりも遥かに濃密な時間を過ごすので、それに伴う人間同士のトラブルも十分ありえます。

しかし、うまくいくと良い人間関係をいくつも築くことができる場所でもあります。

また、困難に立ち向かう気力も養えます。

筆者としては、警察学校での生活は体力的にもきつくしんどかったですが、トータルで考えると楽しかったの一言に尽きます。

人生の勉強にもなりました。

汗水流して苦労を皆で乗り越えるという、インターネットでは決して味わうことのできない思い出が生まれる場所です。